東京藝大卒、同大学院修了。文化庁在外特別派遣として、スペイン、イタリアに留学。二期会、東京室内歌劇場などのオペラ公演に多数出演。「フィガロの結婚」のケルビーノ、「コシ・ファン・トゥッテ」のドラベッラ、「セヴィリアの理髪師」のロジーナ、「アルジェのイタリア女」のイザベッラ等を歌い、文化庁主催「ヘンゼルとグレーテル」の全国ツアーにおいて、100回近い公演でヘンゼル役を歌い好評を得る。また「浅茅が宿」宮木、「ポッペアの戴冠」のオッターヴィア、「カヴァレリア・ルスティカーナ」サントゥッツァ、カルメンなども歌う。またNHK交響楽団、東京都交響楽団等のオーケストラの定期公演にソリストとして出演。ベートーベン「第九」、「荘厳ミサ」、モーツアルト、ヴェルディの「レクイエム」などのアルトソロを務める。またソロコンサート「歌をもとめて」シリーズを東京文化会館等で続けている。
また2016年には、日本の声楽家としては初となるフェルデンクライスメソッド国際指導ライセンスを取得。同メソッドが日本の声楽家の問題解決やレベルアップに大変役立つことに気づく。自らの演奏、指導と共に、「歌う体」の研究を続けている。
CD<武満徹Songs>、<歌をもとめて>をリリース。
二期会、日本演奏連盟、日本声楽家協会会員。元東京藝術大学講師。ラ・ムジカ音楽アカデミー主宰、練馬区演奏家協会運営委委員 |