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青山 智英子(メゾソプラノ)
Chieko Aoyama (Mezzo Soprano) 



武蔵野音楽大学卒業。愛知県立芸術大学大学院修了。文化庁オペラ研修所第4期修了。リア・グアリーニ、エレーナ・オブラスツォア、菊池洋子、松山憲善、小島琢磨、高橋大海、故疋田生次郎、の諸氏に師事。1985年、文化庁派遣芸術家在外研修員として、渡伊、ミラノにて研鑽を積む。「カルメンシーター新人賞」第1位受賞。その後、二期会公演「カルメン」のタイトルロールに抜擢され、躍動感溢れる新しい魅惑のカルメン像を表現し、大型新人誕生と賞賛を浴びた。この活躍に対し、第15回ジローオペラ賞新人賞を受賞。翌年より、文化庁移動公演「カルメン」で6年連続全国各地で公演し、舞踊経験を生かした華麗な動きと妖艶な歌唱で聴衆を魅了した。また、他のオペラでは、ヴェルディーの「アイーダ」アムネリス、「ドン・カルロ」エボリ、「仮面舞踏会」ウルリカ等、モーツァルトの「フィガロの結婚」ケルビーノ、「コジ・ファン・トゥッテ」ドラベラ、「イドメネオ」女王エレットラ、「ティトの慈悲」セスト、またワーグナーの「トリスタンとイゾルデ」ブランゲーネ、「神々の黄昏」ヴァルトラウテ等の難役を、その幅広い音域と豊かな音楽性で演唱した。その他、日本オペラ協会主催「すて姫」の主役として、客演するなど次々と主要な役を的確に演じ分け、いずれも高い評価を得ている。NHK・FM「午後のリサイタル」、TV「ニューイアーコンサート」、「ゆかいなコンサート」、題名のない音楽会」等に出演。また、ヴェルディー、モーツァルトの「レクイエム」、ドヴォルザーク、ロッシーニ、ペルゴレージの「スタバート・マーテル」、マーラーの「嘆きの歌」、ベートーヴェン「第九」等のソリストとして、多くの主要オーケストラより招かれており、とりわけ、その艶のある美声には、定評がある。二期会会員。日本声楽家協会会員。武蔵野音楽大学講師。