荒牧 小百合(ソプラノ)
Sayuri Aramaki (Soprano) 



東京芸術大学、同大学院修了。
ヴェルディ作曲《椿姫》《アイーダ》、プッチーニ作曲《トスカ 》《蝶々夫人》の表題役、またマスカーニ作曲《カヴァレリア・ルスティカーナ》、モーツァルトのオペラの主要な役などに出演。コンサートではレクイエムやミサ曲などの宗教曲、第九交響曲などのソリストをつとめる。
外務省認定事業「2018-2019ロシアにおける日本年」では3度に渡ってロシアに赴き、モスクワや近郊の都市で数々の演奏会に出演した他、ギーチス演劇大学オペラ科で「日本の歌」のワークショップを開催、また音楽番組《Романтика романса》に出演するなど、様々な活動を行い、ロシア人演奏家達との共演や文化交流の様子は各種報道機関に取り上げられた。
2019年秋ウィーンで開催された日墺修好150周年記念公演E.オルトナー指揮のモーツァルト「レクイエム」ではソリストを勤め好評を博す。2015年3月にはクロアチア人作曲家、ドラ・ペヤチェヴィッチ生誕130年の記念企画において、日本人で初めて彼女の作品を故郷ナシッツェで歌い、コンサートの模様は地元ラジオ局でも流れた。2011年よりオペラチックナイト主宰。オペラをはじめて観る人にも分かりやすく、魅力的でレベルの高い舞台を企画し公演を続けている。合唱指揮者としては、エネルギッシュで情熱あふれる指導に定評があり、祝祭合唱団や第九合唱団などの公演を成功へと導いている。
洗足学園音楽大学非常勤講師、聖徳大学講師。日本声楽アカデミー会員(2021/12/5)