田口 智子(ソプラノ)
Tomoko Taguchi (Soprano) 



日本音楽コンクール1位。日本声楽コンクール1位。アルカモ国際声楽コンクール3位および特別賞(伊)。ヴィシネフスカヤ国際オペラ・コンクール審査員特別賞(露)。コネリアーノ国際室内楽コンクール最優秀デュオ賞(伊)。 大阪府出身。小・中学校時代をオーストラリアで過ごし、愛知県立芸術大学卒業、東京藝術大学大学院修士課程修了、同大学院後期博士課程において、ショスタコーヴィチの声楽作品についての研究で博士号(Ph.D.)取得。在学中からMarcella Reale氏に師事し、声楽及び、舞台表現法など細部にわたる指導を受けた。 2003年に笹川日仏財団に派遣されパリ市立シャトレ劇場研修生として渡仏し、研修中にロシア・オペラのカバーを務めた。渡仏以来、ヨーロッパやロシアで積極的に演奏活動を行い、現地のTVやラジオなどにも出演。ロシアでは、モスクワの「帰郷」音楽祭やカザンのタタルスタン歌劇場「シャリャーピン音楽祭」他、ヨーロッパでは、モンペリエ、マントンなどの主要な音楽祭でソロ・リサイタルを行なった。 2006年にベルギー王立モネ劇場でモーツァルト作曲「コシ・ファン・トゥッテ」フィオルディリージでデビューして以来、グルック作曲「トーリードのイフィジェニー」のタイトル・ロール他、様々な公演に出演。また、ドイツのハノーファー歌劇場ではモーツァルト作曲「イドメネオ」エレットラ役でデビュー。 プッチーニ作曲「蝶々夫人」のタイトル・ロールとしてベルギー・オランダのツアーに参加し、「抜群の声のコントロール、洗練された音楽性、優れた正確さ」(ラ・リーブル紙)、「本物の新星」(ル・ソワール紙)と評価された。また、リスボンのサン・ルイス劇場で出演し好評を博した他、ロンドン、パリ、ブリュッセル、フローニンゲンでベートーヴェン「交響曲第9番」のソリストとして招かれた。また、ヴェルディ「アイーダ」のタイトル・ロールを演じたベルギーの野外公演ツアーは、毎回2000席完売の大成功を収めた。 また、その語学力と柔軟性を活かした幅広いレパートリーを持つことで現代曲やオペレッタでも高く評価されており、シェーンベルク作曲「月に憑かれたピエロ」ソリストとしてリール歌劇場(仏)、オッフェンバック作曲「天国と地獄」リモージュ歌劇場(仏)で出演。 これまでに堀江典子、神田幸子、Marcella Reale、Christiane Patard、Mireille Alcantara、Susanna Eken、 Jose Van Damの各氏に師事。平成18年度文化庁在外研修生。日本声楽アカデミー会員。(2011/03/13)