ともに楽しむ◎◎の歌シリーズ

柏原 奈穂(ソプラノ)
Naho Kashiwabara (Soprano) 



東京芸術大学声楽科卒業。同大学院修士課程オペラ科修了。芸大卒業時にアカンサス音楽賞受賞。芸大同声会新人演奏会に出演。二期会オペラ研修所プロフェッショナルコース第6期修了。日本声楽家協会研究員ディプローマ修了。
2006年秋より文化庁海外派遣在外研修員としてイタリアへ1年間留学。
ペルージャ国立音楽院を称賛付き最高点の成績で修了。
横浜市文化振興財団公演、「フィガロの結婚」スザンナでオペラデビュー。これまでに日生劇場「後宮よりの逃走」(コンスタンツェ)、芸大定期オペラ公演「ドン・ジョヴァンニ」(ツェルリーナ)、ニコライ作曲「ウィンザーの陽気な女房たち」(アンナ)、東京室内歌劇場公演ではサリエリ作曲「ファルスタッフ」(ベティ)、R.シュトラウス「インテルメッツォ」に出演。他に、青島広志作曲「火の鳥」にタイトルロール、木下牧子作曲「不思議の国のアリス」(姉、ユリの精の二役)、「ヘンゼルとグレーテル」(露の精)、J.シュトラウス「こうもり」(アデーレ)、ペルゴレージ作曲「奥様女中」(セルピーナ)に出演。また、「マタイ受難曲」、「ヨハネ受難曲」、「第九」、「メサイア」、ロッシーニ作曲「スターバト・マーテル」、メンデルスゾーン「真夏の夜の夢」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、モーツァルト「レクイエム」等のソプラノソロを務める。バッハ・コレギウム・ジャパンにおいては国内、海外公演に参加し、ヘンデル作曲「ユダス・マカベウス」ではソプラノソロ(イスラエルの女)を務めた。
妹、柏原美緒とのジョイントコンサートを2005年から企画し、地元、柏でのコンサートを中心に、東京、福岡、奄美大島等でも公演。地域の文化振興に大きく貢献している。
第11回世界オペラ歌唱コンクール「新しい声2005」のアジア予選で優秀者として選ばれ、ドイツでの本選に出場。
聖徳大学音楽学部准教授。日本声楽家協会研究所・教育センター講師。千葉大学合唱団ヴォイストレーナー 。
二期会会員。日本声楽アカデミー会員。(2024/3/20)